今複雑な社会環境の中、自然と触れうことで心の安らぎを求める人々が増えています。 でも、どのように触れ合えばいいのか、方法がわからない人がたくさんいるのが現状です。 現在における社会状況は少子高齢化、家庭環境の変化、教育力の低下など様々な問題を抱えています。 またバーチャルな世界が進み、人と人の繋がりが薄れてきている時代を迎えています。 自然体験倶楽部では自然との触れ合いによる「心の健康・体の健康・地球の健康」をテーマにプログラムの開発、研究、提供をしています。

活動の基本概念は、誰もが無理なく自然を楽しめる環境づくりを行い、人が自然と触れ合う中で、思いやりと優しさを育む活動を考えています。 私たちは、自然との触れ合いの中で、特に「アクア(水)」を中心に活動を行い、多くの参加者と自然を繋ぐ役割を担っています。

どのような活動においても、自然と参加者を繋ぐためには「人」の介在が必要です。 私たちは参加者に自然環境を提供する人を「ネイチャープロバイダー（自然を提供する人）」と定義しました。 ネイチャープロバイダーは参加者それぞれの目的に合った行動を支援することが役割であり、ただ提供するだけでなく、全ての活動に環境問題を捉えた活動も行います。 また、このネイチャープロバイダーを育成し、全国的にフィールドを広めていくことで、より多くの参加者に私たちの活動を理解してもらえるものと考えています。

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現在、何らかの行動を起こすとき必要とされるのが情報です。 情報は私たちの社会に大きな変化をもたらしました。 しかし、人と人のつながりが少なくなり、コミュニケーション不足が起こっています。 私たちが行う活動は、人と人のつながりの中でコミュニケーションを重要なことととらえています。また、言葉だけではなく対応する方法を含めた行動を提供します。

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水の力を二つに考えます。 一つめは、自ら筋肉を使って行うもの(例：有酸素運動、筋力トレーニング)＝アクティブヘルス、
二つめは、身体動作を伴わないもの(例：温泉、リラクゼーション)＝パッシブヘルスと区別します。 水を介在とした活動では、この二つの方法を用いて多様な活動を行うことが可能です。 今後、変化する社会状況の中で、体験者に無理なく、そして感動するプログラムを提供します。

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